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記事: お茶とチーズの不思議な関係

お茶とチーズの不思議な関係

お茶とチーズの不思議な関係

日本に乳製品が伝わったのは約1400年前、奈良時代といわれています。仏教とほぼ同時期に乳牛を飼うことが伝えられ、チーズのことを当時は「乾酪」「蘇」「酪」酥」「醍醐」などと呼ばれていました。

加工の方法によってその名が変わり、「醍醐」は加熱でできる乳皮を煮詰めバターの様な乳製品で“衆病皆除(すべての病いがことごとく除かれること)”の効き目がある乳のエキスとして尊ばれたようです。古くは『六波羅蜜経』に登場し、空海もその中の一文を引用し、仏教において尊いものという意味で使用されていました。そこから「醍醐味」という言葉が生まれました。


平安時代の宮中でも牛乳や蘇は食されていたようです。藤原道長も蘇と蜜を混ぜたものを薬代わりに飲んでいたという日記の記述が、平安時代の書物に見られます。

一方、日本茶の世界にも商品名などに「醍醐」の名前はよく登場します。

お茶もまた遣唐使の時代に伝わったとされます。その日本でお茶の栽培が始まったのは鎌倉時代の初めのことです。中国からお茶を持ち帰った栄西禅師が宋から持ち帰った茶の実を、明恵上人が京都の栂尾、宇治と共に醍醐などに植えられ、京都の地にお茶の栽培の歴史が始まりました。秋は紅葉、春は桜で知られる醍醐寺はお正月も多くの初詣の人で賑わいます。

昔のお茶の製法に近い宇治の有機和紅茶を使った「KOTOSHINA茶屋」のチーズティー。クリームチーズと生クリームをホイップにして甘味を少し加えています。いにしえの都の人々はチーズとお茶の不思議な相性を知っていたのかもなどと、想像してお楽しみください。

■KOTOHSINA茶屋

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■KOTOSHINA茶屋の味をご自宅でも

有機和紅茶

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